しかし、クロスチェックの結果が異なっていた以上、基板を修復しても意味がないのではないだろうか?
という事で、今回はHDDの箱を開けてしまおうと思う。
クリーンルームとかないけど、まあエアブロー用意すれば何とかなるでしょ。
続きは以下より。
HDDの箱は基板より一回り大きいサイズの6星ネジだった。
1個はラベルの裏側にあるので、剥がして外す。
糊じゃないけど、粘着質なゴムのような物で圧着されている。
ドライバーを使ってテコの原理で丁寧に開けてみると・・・。
見事に傷が付いていた。
円盤のことをプラッタ、傷のことをスクラッチと言うらしい。
プラッタがいわゆるHDDのD(ディスク)のこと。
この部分のデータ復旧は絶望的でしょう。
こちらがダミーを開封したもの、綺麗なプラッタだ。
さて、基板が原因ではなさそうなので、どうしようかな。
本当は傷のない部分からデータの救出をしたいところだけど、
ウン十万するPC-3000とか購入しないといけない。
コマンドで何か出来ないか確認したけど、工場コマンドらしく情報がない。
仕方がないので、ヘッドの交換を実施しようと思う。
ヘッドとは、上の画像の右側にある穴の開いた三角形の物体。
この先端に磁石が付いていて、ディスクの上に移動して磁気情報からデータを読み取るらしい。
本当は傷のない部分からデータの救出をしたいところだけど、
ウン十万するPC-3000とか購入しないといけない。
コマンドで何か出来ないか確認したけど、工場コマンドらしく情報がない。
仕方がないので、ヘッドの交換を実施しようと思う。
ヘッドとは、上の画像の右側にある穴の開いた三角形の物体。
この先端に磁石が付いていて、ディスクの上に移動して磁気情報からデータを読み取るらしい。
大体下図みたいな感じ。
ヘッドもその分3個連なっている。
この位置がずれたりすると、データが読み込めなくなってしまうらしい。
また、普通にヘッドを外すと磁石がくっついて使い物にならなくなる。
そこで治具が必要になるのだけど、普通に買うとなんと8.6万もする。
しかし名刺を2つ折りにして交換する人たちもいるらしい。Youtubeとかに。
そこで治具が必要になるのだけど、普通に買うとなんと8.6万もする。
しかし名刺を2つ折りにして交換する人たちもいるらしい。Youtubeとかに。
悩んだ末に、安全を期して折衷案の治具DIYをしようと思う。
幸いなことに昔セールだった3Dプリンター「LABISTS」が箱ごと埃を被っている。
精度は0.03mmとあるから、多分大丈夫。
精度は0.03mmとあるから、多分大丈夫。
ヘッドに開いている穴を上手く使って押さえるイメージ。
ヘッドの寸法は下図。
次回はこれを抑える治具の形状を考えよう。
<参考>
https://rdwiki.rd-style.info/wiki.php?Seagate%C0%BDHDD%A4%CE%BD%A4%CD%FD%A4%CE%A4%DE%A4%C8%A4%E1#y19e6baf
https://www.hddsurgery.jp//tool/sea-3.5-ramp-set.html
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/storage/1233255.html
https://paltee.net/archives/1064https://www.hddsurgery.jp//tool/sea-3.5-ramp-set.html
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/storage/1233255.html